花鳥風猫ワン

G Vario 7-14mmについて

2009 7/13


・超広角をどうするかはこの何年来かの悩みでした。
 フォーサーズ用にZD11-22mm、
 フルサイズ用にタムロン17-35mm(A05)
 の2本立てで4年くらいになるのです。
 ZDは優秀なレンズですが、W側に不足感があり、
 一方、タムロンは周辺の甘さとフレアーに弱いことに加え、重量やかさばりが旅行用途に
 マッチしないという悩みを抱えていました。
 (タムロンは近接開放のボケが意外によく価格を考えると総合的には悪くありません)


・主目的を旅行用として携帯性の良い高品位な超広角といったら結局「これ」しかなかった。
 商品の詳細情報をつかみながら、決断し、4月の発売日に入手しました。
 ZD9-18mmも頭をよぎりましたが、W端は手持ちの11mmに近く、テレ側で暗くなる、
 m4/3アダプターをかませると、本来のコンパクトさが生きてこないということで対象外に。
 超広角で最初の手ごろな1本ということなら、いいレンズではないかと思います。
 オリンパスの7-14mmの性能が良いことはわかっていましたが、大きく重く高価でパス。
 ED7-14mmとG7-14mmの対比が4/3とm4/3の違いをまさに象徴しているようです。
 ニコン・ナノクリスタル14-24mmはボディーからということになって、最初から無理。
 いずれにせよ重さやかさばりは改善できません。
 

・G 7-14mmをE-P1につけるとデジタル一眼の最小最軽量の超広角システムとなる。
  (アダプターをZD9-18mmにつけた状態より軽い)
 加えて、手ブレ補正が効くので、旅行用途として、現状では最良の組み合わせです。


 ・さてその写りはどうか。
 概括的な印象では、とてもシャープで抜けの良い描写が得られる
 という感触です。
 一部の外国からのテスト情報では、
 中央部以外の色収差の弱点を指摘する話もありましたが、 
 個体差なのか特に問題を感じません。
 周辺描写はフルサイズよりはずっといいのですが、気持ち甘くなるようです。
 (ソフトによる歪曲補正の影響があるようです)
 その歪曲補正はG1/E-P1とも、カメラ内ソフトにより良好に補正されており、
 建造物などの直線がすっきりと延びて気持ちのよいものです。
 背面液晶やEVFにはリアルタイムで反映されますから、
 通常の使用では、その補正に気づくことはありません。
 レフのある光学ファインダーの場合は差異があり違和感が生じるでしょう。

 周辺減光はほとんど気になりません。周辺の流れも気になりません。
 逆光特性ですが、超広角としては良くがんばっているほうでしょう。
 ゴーストは出るときは出ますが、出方に変な癖を感じることはありません。

 F5.6~6.3くらいの描写が特に良いようですが、開放からどんどん使えるレンズです。
 絞りごとのライバル比較など、 すでにいろいろテストされている方がおられますね。
 F11超は、特に深い深度が欲しいときだけ使います。
 F8くらいから回折の悪影響が少し感じられるようです。
 4/3では、F11あたりから回折の悪影響が目立ち始めるというのが通説です。
 F8でも同画角フルサイズのF16相当の深度ですから、問題はありませんね。
 
 基本感度域で深い被写界深度を得られる点が4/3のメリットの1つです。
 この深い深度が旅行用に向いているのです。
 海外では背景がどこだかわからないぼけた画像をあまり必要としません。

 E-P1 + G 7-14mmの画像については7/5と7/8、
 G1 + G 7-14mmの画像については7/7の記事を参照ください。

 参考情報として「デジタル一眼を比較してみるブログ」を紹介しておきます。
 http://dslr-check.at.webry.info/200905/article_5.html



[テスト画像]

[F8/ 8mm] (G1) 画面やや左上に太陽があります。
a0136249_4314328.jpg



[F6.3/ 7mm] (G1)
a0136249_3425051.jpg



[F5.0/ 7mm] (G1) 隅のクレーンに注目ください。
a0136249_3433419.jpg



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♪ 従来からのオンラインアルバム[花鳥風猫ワン]URLは↓です。
http://gallery.nikon-image.com/125201951/albums/280601/
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by yashikon | 2009-07-13 03:47 | G VARIO 7-14mm